久々のブログ更新になってしまいました。
日本でも第三波、イギリスも2度目のロックダウン中とコロナウイルスの猛威はなかなか治らず、未だに自宅勤務が続いています。
そんな中でも明るいニュースが。
再生可能エネルギー設備は記録的なレベルに達する
International Energy Agency(国際エネルギー機関)によると、コロナの影響で、運輸などの需要急落により減少した化石燃料に比べ、再生可能エネルギー設備は記録的なレベルに達するようです。
11月に発表されたIEAの報告書によると、2020年の新規発電のほぼ90%が再生可能なものであり、ガスと石炭を動力源とするものはわずか10%とのこと。
このトレンドが継続されれば、2025年にはグリーン電力が石炭に取って代わるだろうと言われています。炭素排出量の削減を行い、気候変動に取り組む企業も増えてきていますが、この動きがますます受け入れられるようになれば、投資家の方々にとっても再生可能エネルギーは魅力的なものとなるはず。
同じくIEAによれば、再生可能エネルギー機器メーカーとプロジェクト開発者のシェアは、ほとんど主要な株価指数を上回っていて、太陽光発電会社のシェアの価値は昨年12月以降2倍以上になっているようです。
2020年、コロナウイルスの蔓延で我々人間の活動が減少したことで、どれだけ私たちが地球環境に影響を及ぼしているのかとういことがさらに浮き彫りになりました。
最初のロックダウンの時肌で感じた空気の違い、そして公園に野生動物が増えたこと。
経済の発展や豊さを求め過ぎ、便利な生活に私たちは慣れ過ぎているのだろうな、と改めて考えさせられる一年になったように思います。
自宅勤務を主流に変更した企業もたくさんあるだろうし、このニューノーマルが浸透すれば地球も人々の心ももっと豊かになるのかな。もちろん全ての仕事に適応できる訳ではないし、こんな状況でも通勤している方々もたくさんいます。
それでも企業ごとにできる範囲でミニマル化していくことがこれからの時代にあっていくのかなという気がします。企業のあり方を変えていくこと、生活のスタイルを変えていくこと。
後退ではなく、私は前進だと思います。
私が働いている会社は、現状自宅勤務が続いていて念願のペーパーレス化が実現。以前にペーパーレス化の提案書を提出したのですが受け入れられずだったので、止むを得ずという状況でもペーパーレスになったのは嬉しいです。
人間にとって大変な状況は、地球環境にとってはメリットの方が大きい。当たり前のことだけれど、それに気づかず過ごしてきた過去。コロナからの回復後の動きがとても重要になりそうです。