連日ニュース番組はCOVID-19で持ちきりですね。
かのBBCも朝から夜までCOVID-19の情報で溢れています。しっかりと情報を収集して最善の対処を行いたいもの。
この状況になってから、自らでしっかり見聞きし状況を判断していくことがいかに大事かということを実感しています。
そんな暗い状況が続いておりますが、フランスを初め各国では、最前線で働く医療従事者へのサポートを行う人々や、必要な食材などの買い物にも出るのが難しい人々をサポートするためのボランティア活動を行う人々が急増中です。
イギリスでもたくさんの方達がボランティア活動を行っており、心温まるニュースもたくさんあります。
フランスで行われている活動を少しだけご紹介します。
長期に渡るCOVID-19の影響で、最前線で力強く闘い続けてくれている医療従事者へのサポートには目を見張るものがあります。
病院へのフードデリバリー
疲弊する医療従事者にエネルギーを与えるため、多くのカフェやレストラン経営者達が動いています。栄養満点の食事を何十食、何百食と用意し医療機関へデリバリーしているんです。
休みなく危険な状況で必死に闘ってくれている医師や看護師たちを助けたいという思いですぐに行動にする人々の思いにとても胸が温かくなります。
中にはとあるレストランのシェフが、食品卸業者へ病院へ食材を配達するよう依頼し、シェフ自ら病院のキッチンへ入り、スタッフに新鮮な食材を使った料理を振る舞うという行いも見られたようです。
インスタグラムなどのSNSでも食事を受けた医療従事者達の笑顔が見られます。
もちろん、衛生面、安全面などもしっかり顧慮されています。
住宅の提供
どんなに忙しくても通勤という時間は必ず発生するもの。少しでもゆっくりと休んで欲しいという思いから、医療従事者へ病院の近くの住宅を提供するという動きもあります。
普段は宿泊施設として利用されているビルも、予約がキャンセルされ部屋は空っぽ。それなら、医療従事者の宿として使ってもらおうと立ち上がる管理人たち。
かの有名なAirbnbの子会社Lucky Homesもその1つ。政府からの要請を受けて、医療従事者の受け入れを快く承諾したとのニュースもありました。
こんな時だからこそ、人々の思いやり、優しさそして繋がりがみんなの力になっているのだと実感します。そしてもちろん私たち一人一人が気をつけること、必要のない外出は控えることで同じように医療従事者をはじめ多くの人々を助けることに繋がるんだということを再確認。