未来進行形とは
未来進行形とは、未来における特定の時点で起きているであろう出来事について表す時に使う時制です。
未来において、"○○の時〜しているだろう"ということを表現します。
未来進行形は
<will + be + 動詞の〜ing 形>
で構成されます。
○○の時〜しているだろう
I will be watching a movie this time tomorrow.
明日のこの時間は映画を見ているでしょう。
青の矢印が"映画を見ているだろう"という動作です。水色の三角が指しているポイントが"明日のこの時間"です。
図のように、未来の特定のポイントの時点は動作の途中であることがわかりますね。
未来進行形での動作は、未来の特定の時点よりも前に始まっていて、まさしく動作の途中であることを表現しています。
I will be studying when you will visit me.
あなたが私を訪ねてくるとき、私は勉強しているでしょう。
こちらも図のように、あなたが訪ねてくるだろう時間より前に私はすでに勉強を始めていて、あなたが訪ねてくるだろう時間にもまだ勉強をしているという意味です。
フォーマルな表現の未来進行形
また、未来進行形はフォーマルな表現としても使われます。
よく耳にするのが電車のアナウンス。
ロンドンの電車でも
We will shortly be arriving at ○○ Station. Please take all your belongings with you.
間もなく○○駅に到着します。 お手荷物は全て持ってください。(お忘れ物のないようにお気をつけください)
というアナウンスが流れています。
We will shortly arrive at ○○ Station.
のように未来形に言い換えもできますが、未来進行形の方がフォーマルで確実な意味合いとして使われています。
予定を表現する未来進行形
未来進行形を使って、" 〜することになるだろう"という成り行きの意味合いを含んだ予定を表すこともできます。
例えば、
I will be calling my boss soon.
私はもうすぐ上司に電話をします。(することになっています。)
He will be arriving shortly.
彼はもうすぐ到着するでしょう。(することになっています。)
のように使えます。
Point
未来進行形は<will + be +動詞の〜ing形>
"○○の時〜しているだろう"ということを表現
予定や、フォーマルな表現としても使える
<Word of the day>
shortly
副詞: まもなく、じきに