過去進行形とは
Past Continuous(過去進行形)とは、過去のある特定の時点で起こった出来事や動作を表すときに使います。
"○○のとき、〜していた"ということを表現する際に使う時制です。
過去進行形は現在進行形と同じ形をとりますが、be動詞は過去形を使います。
<be動詞の過去形+動詞の〜ing形>
です。
I | was | washing | my car | when it rained. |
---|---|---|---|---|
be動詞過去形 | 動詞のing形 |
雨が降ったとき、私は車を洗っていました。
となります。
時制を覚える上で重要なことは、いつの時点での話をしているのかということをしっかり理解することです。
ここが曖昧なままだと、話の流れが分からなかったり、時系列に沿って文を構成することが難しくなるので、1つずつしっかり覚えることをおすすめします。
例文をいくつか挙げてみます。
My mum was cooking dinner when I came back home.
私が家に帰った時、母は夕飯を作っていました。
We were playing a videogame when the postman came.
郵便屋さんが来た時、私たちはビデオゲームをしていました。
I was cleaning my room when the doorbell rang.
呼び鈴が鳴った時、私は部屋の掃除をしていました。
次のように、前後を入れ替えた書き方もできます。
When I went out shopping, it was raining.
買い物に出かけた時、雨が降っていました。
When I saw him, he was walking with a lady.
私が彼を見かけた時、彼は女の人と歩いていました。
過去進行形は、過去のある特定の時点で起こった出来事を表すので、"いつ"という説明が必要です。ですが、会話の中で、すでに"いつの時点"での話かということがわかっている場合は、"when節"をわざわざ付ける必要はありません。
例えば、
Alice: I called you around 3pm, but you didn't answer it.
午後三時頃に電話したんだけど、出なかったわね。
Lisa: I'm sorry, I was working."
ごめんなさい。仕事していたの。
このように、"Aliceが電話をかけた時点で、Lisaが電話に出なかった"ということがAliceの発言から明らかなので、
"I was working when you called me."
としなくても大丈夫です。
また,
"I was working at that time."
その時間は仕事していたの。
のように" at that time/その時間"をつけることで、詳しい説明を簡略化することができます。
Point
be動詞の過去形+動詞の〜ing形
過去の特定の時点での動作や出来事を表す
<Word of the day>
Postman
名詞: 郵便屋さん
*郵便局はPost Officeと言います。